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白内障手術とその費用

3. 手術に関わる費用

多焦点眼内レンズも選定療養でより選択しやすく

手術に関わる費用は眼内レンズの種類で変わります。単焦点眼内レンズを使用する通常の白内障手術は全額保険適用です。また、2020年4月から眼鏡装用率の軽減効果を有する多焦点眼内レンズを使用する白内障手術は、厚生労働省が定める選定療養の対象となりました。多焦点眼内レンズに関する費用を自己負担することで多焦点眼内レンズを選択することが可能となりました。

 

3−1 単焦点眼内レンズの場合

全額医療保険の適用で安心

 

単焦点眼内レンズを選ぶと、全て保険適用となり年齢等により適用割合(1〜3割負担)が変わります。単焦点眼内レンズの費用は手術費用に包括されています。

 
単焦点眼内レンズの治療にかかる費用はすべて保険適用となります。

単焦点眼内レンズを選ぶと、全て保険適用となり年齢等により適用割合(1〜3割負担)が変わります。単焦点眼内レンズの費用は手術費用に包括されています。

 

3−2 多焦点眼内レンズの場合

多焦点眼内レンズの費用を自己負担する選定療養

多焦点眼内レンズを選んでも術前・術後の検査などは医療保険の適用となります。また、手術の費用も単焦点眼内レンズを使用した白内障手術と同様の部分は保険適用となります。ただし、多焦点眼内レンズに関わる費用(多焦点眼内レンズと単焦点眼内レンズの差額+多焦点眼内レンズ特有の追加の検査)は自己負担となります。自己負担額は待合室などに掲示されていますので自身で確認して検討ができます。

 

多焦点眼内レンズの治療にかかる費用のうち、術前・術後の検査や手術費用は保険適用となるが、多焦点眼内レンズに関わる費用(多焦点眼内レンズと単焦点眼内レンズの差額+多焦点眼内レンズ特有の追加の検査)は自己負担となります。