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眼内レンズについて

2. 注目すべき3つの要素

デフォーカス、コントラスト感度、光視症

眼内レンズの特徴を理解する上で必要な要素が、「ぼやけ」、「色の濃淡」、「グレア・ハロー」の3点です。 それぞれの要素がどのような現象を示しているか理解できると、主治医とのコミュニケーションも円滑になり、 自分が考えている理想の見え方をより正しく伝えることができ、適したレンズが見つかるはずです。

 

2−1 ぼやけ (デフォーカス)

頻繁に見るモノにピントを合わす

例えば、読書が好きな方は、白内障手術後に本を読む際に文字がぼやけてしまっては、手術を受ける恩恵が半減してしまうのではないでしょうか。眼内レンズの種類により、ピントが合う距離が変わり、ピントの合わない距離を見るときは眼鏡が必要となります。手術の後にその距離を変更することは原則できないので慎重に検討しましょう。

 

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2−2 色の濃淡 (コントラスト感度)

色の濃淡を見分ける能力

複雑な光学部構造を持つ多焦点眼内レンズでは、コントラスト感度が低下することがあります。

 

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2−3 グレア・ハロー (光視症)

光源の周りに現れる現象

夜に照明灯などの光を見るとまぶしく見える”グレア”や、光の周りに見える”ハロー”を感じることがあります。時間とともに軽減し、気にならなくなる方も多いようですが、夜間に車の運転を行う機会が多い方などには適さない場合があります。

 

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